韓ドラ好きの皆さんに、週末にお茶でも飲みながら、韓ドラの話題でまったりくつろいで欲しいという気持ちから、このブログを始めました。読者さんも少ないですし、楽しんでいただけているのかもわからないまま、記事を投稿しておりました。そして先日、このブログに初のコメントが届きまして、本当に嬉しさと感動でいっぱいです。yukorinさん、どうもありがとうございます。初コメを記念いたしまして、今私がテレビの前で正座しながら食い入るように見ている、このドラマのお話をさせていただきます!
この記事の内容
ついにこの時がやってまいりました
私は、韓国の番組(ドラマだけに限らず、バラエティからドキュメンタリーまで)を見始めてから、20年近く経っております(年齢がバレる)。そんな私がこれをまだ見てないだなんて、「失礼千万な女」と、ナムギルさんに足蹴りされても文句は言えません。しかし、ついにこの私も、未踏の地に足を踏み入れる時がやってまいりました。ある日何気に見ていたナムギルさんのファンブログで、「善徳女王」が某CSチャンネルで放送予定という情報をGETしたのです。速攻、スカパーでチャンネル契約をしたのでありました。スカパーはチャンネル申込の直後からすぐ見られるのが魅力でございますよ。
善徳女王は韓国の国民的時代劇
このブログの<ワタクシ的名俳優>で、ナムギルさんの記事にて触れておりますが、「善徳女王」は視聴率49.9%を記録した、韓国時代劇の歴史に残る作品。最初の放送から10年以上経った今も、複数の動画配信サービスやCSチャンネルで放送されているのでした。その壮大さに血沸き肉躍る私、予約録画のためにリモコン握る手に力がみなぎるってやつですよ。
は?53話て。は?
番組表で「善徳女王」を見つけ、喜んだのも束の間、なんとそこに表示されている放送回が「53話」。も・も・もらご?いやいや何かの間違いだろうと、目をこすってもう一度見てみましたが、「53話」とハッキリくっきり表示されているではありませんか。強烈パンチでも食らったかのように、すっかり放心状態の私。いったい何が起きたというのでしょうか!
あいごー
慌てた私は、「善徳女王」が4月某日より放送されるという情報について、発信源のブログを再度訪問してみました。そして良く見てみると、善徳女王は「現在放送中」となっており、私が勝手に別のドラマの初回放送日と見間違っていたというオチなのでした(チャンチャン…ですわ)。その瞬間、私が、韓ドラに出てくるオバサンの如く「あいごー」とつぶやいたのは言うまでもありませぬ。
それでもハマる善徳女王
すっかりテンションがダダ下がり…と言いたいところですが、既にチャンネルも契約してしまいましたし、53話からでも見てみようと思った私は(62話が最終話だから、あと9話だって。ウケる)、ドラマ前半で登場するやんちゃな姿はすっ飛ばし、目つきの鋭い司量部令となって登場したピダムから見てみるのでした。
善徳女王53話を見てみると
ここまでのいろんな流れをスルーしまくりで見てみると、とても重要な部署の長となったピダムは、オム・テウン演じるユシンを罠にはめようと、あの手この手でトンマンに助言をしておられます。オム・テウンと言えば、ちょっと前なら韓国のセクシーアイコン・現在は52歳のオバハンタレント(オバハンは余計でした)であるオム・ジョンファの弟ですよね。最近はドラマや映画で姿を見ることが無いですが、どうしているのやら…なんて思いを馳せながら(どうでもいいだろ)、善徳女王53話を堪能する私なのでした。
ナップンナムジャオーラが出まくりです
これこれ、これだよ!と叫びたくなるよな、ピダムの流し目。そこから湧き出る悪い男オーラに、失神しそうになりました。やっぱナムギルさんのナップンナムジャな表情最高。ピダムはユシンの立場をもっと悪くして、自分が優位に立とうと画策しているのですな。53話は、ユシンの潔白を信じながらも、ピダムの言葉に惑わされる女王トンマンの葛藤も見もの。52話までは見ていない状態でも、十分ハマって見ております。嘘ではありませんよ、もうすっかりテレビにかぶりつきですから。
善徳女王って、こんな人たちも出てたんだね
善徳女王には、「ほー、この人も?」「おやまあ、アンタもかい」というように、私が今まで見てきた数々の韓国ドラマで、それはそれは印象に残る演技をされていた皆様が、出演していらっしゃいます。時代劇ということもあり、カツラやら衣装やらが影響するのか、みんなそれほど若く見えないような気がするのは、私だけでしょうか(笑)
ウォルヤ(チュ・サンウク)
ウォルヤは、ユシンがトンマンから「敵」とみなされ、不利な状況となるようなことを、計画的に進めていく人ですね。全ては、ユシンを伽耶の王とするためです。結果的に、その計画は頓挫するんですけどね(良い意味でね)。さて、チュ・サンウクですが、彼のドラマはすごくたくさん見ています。悲しい過去を抱えた男性役とか、頭が良くて人に厳しい役とか、そんなのが合ってる彼ですが、私が印象に残っているのは「美女の誕生」です。コミカルな役だったのですが、太って容姿の悪い女性を、絶世の美女に整形しちゃうという役どころが、面白かったです。
チルスク(アン・ギルガン)
すみません、私が53話以降に見た分に限って言わせていただくと、この人、まったく出てきません(笑)。しかし、これまでいいだけあらすじサイトを見まくってきましたので、出演されてたことだけは知っておりました。なぜこの人をここに登場させたかと言いますと、最近ナムギルさん以外でお気に入りの、パク・ソンフンの「恋の始まりは出馬から」に出演していたので、個人的に愛着を感じたからなのでした。「恋の始まりは…」では、亭主関白の俺さまオヤジのように見えて、実は恐妻家で娘思いの優しいアッパってやつでした。他には、時代劇だと「推奴」が印象的です。
チュンチュ(ユ・スンホ)
チョンミョン王女の息子(チョンミョン王女はどういう人だったっけ?みたいな感じで、こんな後半からドラマを見ている私は、役名がピンと来ず、相関図をたびたび見返している)で、トンマンの甥にあたるのですな。このドラマでは、とても重要な役を演じるユ・スンホ。この当時はあどけなさの残る顔立ちですが、今はすっかり、実力派の青年俳優ですよね。私は、元東方神起のユチョン主演「逢いたい」や、パク・ミニョンと共演した「リメンバー」が印象的ですが、どっちも悲しい役だったなあ。ちまたでは「眉毛くん」とも呼ばれ、その凛々しい眉毛に注目が集まっておりますです、はい。
チュクパン(イ・ムンシク)
彼は忘れもしない、「熱血司祭」でインチキ宗教の教祖を演じた人ですよね?でも、あれはすごくいい味を出してましたね。善徳女王では、10年もしたらインチキ教祖を演じるとは誰も思えない、トンマンの腹心として、従順で誠意ある人を演じています。彼の出演するドラマも、私はけっこう見てますが、あの顔?顔がいいですよね。なんていうんですか、ちょっと可愛くないです?(笑)。私は、「法廷プリンス-イ判サ判」で、ソウル地裁部長判事役を演じたのが印象に残ってます。役柄だけ聞くと固いイメージですが、コミカルで面白かったです。
ミセン(チョン・ウンイン)
出ました、脇役のホームラン王。どんだけ~?ってくらい、いろんなドラマに出演してますよね。脇役とは言っても、どの作品においても、かなり重要な役を任されています。冷酷な役が多いですが、たまに良い人の役も演じてまして、私が印象に残っているのは、刑務官を演じた、刑務所のルールブック(賢い監房生活)です。でも、演じるのが悪人だろうが善人だろうが、彼の存在感は半端ないですよね。
ミシル(コ・ヒョンジョン)
いやいや、彼女に限っては「え?あなたも出てたの?」と驚いたわけではございませんよ。今Netflixで彼女主演の「あなたに似た人」というドラマを見ているものですから、つい、ここに登場させたくなりました。現在はもう51歳だそうですが、若くて綺麗ですよね。なんせ53話から見ておりますので、彼女の出演シーンはちゃんと見れておりませぬ(youtubeなんかでは見ましたが)。善徳女王は、放送された年の演技賞を総なめにしたそうですが、当時のMBC演技大賞の動画を見てみると、まさに彼女は女王さまのように艶やかでした。
まだまだ続くよ、善徳女王
さて、53話からスタートした、私の善徳女王生活ですが、現在57話まで視聴し終わりました(あと5話だね。ついこの間見始めたのに、もう最終回へのカウントダウンだね)。残り少ない放送回ではありますが、今後も正座で見続けますぞ。まるで映画のようなド迫力で、そのスケールは、とても10年以上も前の作品とは思えません。この作品に出演した俳優さんや女優さんは、韓国時代劇の歴史に名を刻んだと言っても過言ではないですよね。
ピダムよ、永遠なれ(涙)
あらすじサイトでリサーチしまくった情報によると、ここからピダムの戦いが始まりますね。感動で胸がいっぱいになる善徳女王。いくらでも見るチャンスはあったはずなのに、なぜ今まで見なかったのか、まったくもって私のばかばか。最後の最後まで、トンマンへの愛に生きたピダムの、哀れで切ないシーンが、ここから怒涛のように押し寄せるのかと思うと、「見たい、でも見れない(涙)」みたいな、複雑な韓ドラおばはん魂が疼くのでありました。オペラちっくな劇中歌を聞きながら、「ピダムよ、永遠なれ」って気持ちが溢れております。必ずや近日中に、1回目からちゃんと見なければ!
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