異常気象で、10年に一度の大寒波が来たとかなんとか。ワタクシが住む地域もすっかり寒くなりまして。朝起きた時は、室内の空気の冷たさが身に染みて、「冬が来たんだなぁ」と実感しております。
この記事の内容
「赤い風船」チョン・ユミンに感動
先月末まで見ていた「赤い風船」ですが、憎しみ合って傷つけ合って、だけど最後は平和な生活取り戻す…みたいな、愛憎ドラマの終わり方として、何パターンかある中のひとつでございました。個人的には、主役のウンガン(ソ・ジヘ)が、もっと悪女に変貌しても良かったんじゃないかなあと思えます。ウンガンの妹役を演じたチョン・ユミンの演技がすごく良かったなあ。妻子ある男性を好きになった女性の、多くを望まない、ひたむきな愛情とか悲しさとか、胸が痛くなるほど伝わってきました。あんな演技派の女優さんだったとは。
やっと見られた「ペントハウス」
Netflixでシーズン1-2を視聴いたしました。シーズン3はまだ配信されておらず、U-NEXTなら見られますが有料のため、今のところチェックできておりませぬ。しかし噂には聞いてましたが、ド迫力のキム・ソヨンに拍手喝采ですな。2021年のSBS演技大賞を受賞できたのは当然って感じがしました。役柄としては完全なヒールですが、絶対に彼女でなければ、あの存在感は実現できなかったはず。派手目なメイクと、どこまでもお高くとまった口調が、恐ろしい悪女オーラを醸し出してました。
「キム課長とソ理事」
KBSで新しく見始めたのはナムグン・ミンとジュノの共演で話題になった「キム課長とソ理事」。現在、中盤くらいまで見終わっております。ジュノが珍しくイヤなやつを演じてますが、ナムグン・ミン演じるキム課長の、すっとぼけたキャラとの相乗効果がバツグン。2017年のドラマですが、今更のようにやっと見ております。今や大人気俳優のキム・ソンホが、今イチさえない会社員役なのも興味深いです。会社の隅っこに追いやられ、無気力な毎日を送っていた経理課のメンバーが、キム課長と協力し合いながら、会社の悪と戦い、不正を正そうとする姿が爽快。私には珍しく、KBSの復讐系ではないドラマですが、すごく面白いです。
「なぜオ・スジェなのか」
「キム課長と…」と同じくらいから、Netflixで見始めましたが、このドラマも、かなり満足度高めてくれましたよ。有名女弁護士・スジェを演じるのは、ソ・ヒョンジン。代表弁護士に上りつめた途端に左遷され、事件にも巻き込まれ、駆け引きやら脅迫やら、次はどうなる?っていう、見る人の気持ちをグイグイ引っ張るドラマでした。彼女のドラマって、私は「浪漫ドクターキム・サブ」以来かもしれません(ずいぶん前ですな)。あの時は女医役。なんていうんですか?やはり優秀なキャリアウーマン的な役は似合ってると思いました。過去のトラウマを心に隠して生きる女性っていう設定も、キムサブの時と似てます。このドラマは引き込まれてしまって、週末にまとめて見るのはもちろん、会社の昼休憩でもガッツリ見てたので、1週間くらいで見終わりました。
「完璧な結婚のお手本」
U-NEXT独占配信です。「結婚作詞離婚作曲」の出演者や制作スタッフで作られたドラマということで、教えてもらわなくても、見たらすぐにピンと来ちゃうほど、「結婚作詞…」の皆さまが次々登場。ソンフンの再婚相手役だったイ・ミニョンが、このドラマでは強欲な悪役を演じていて、その変貌ぶりには、女優ってすごいと思わされました。こちらも一気見で、すぐに見終わりました。なんと「赤い風船」のチョン・ユミンがソンフンの相手役です。またまたいい演技してましたよ。
「ポジション〜広告代理店の女王」
こちらは現在KNTVで放送中で、まだまだ見始めたばかり。主役のコ・アインを演じるのはイ・ボヨンです。U-NEXTでも配信してますが、有料のため、KNTVで見ているわけです(ナムギルさんのドキュメンタリー視聴のため、期間限定チャンネル契約なのだよ)。会社のお偉方を相手に、プライドとキャリアを賭けて戦う女性の姿を描いています。同じ目的に向かって助け合う、仲間同士の友情というか、チームワークがグッと来ます。
「キムナムギルの何かは残そう」
しつこいですが、この番組視聴のために、今だけと思い、KNTV契約いたしました。仲良しのイ・サンユン様とのコンビネーションも抜群。知らない土地の知らない人たちとの出会いを求め、男二人のバイク旅でございますな。俳優の時とは違う、二人のいろんな顔が見られるのが嬉しいですね。田舎町のおばさんたちとの触れ合いも、好意でいただく美味しい食べ物も、彼らにとって新鮮で貴重な体験となるでしょう。韓国のこういう番組って、すごく長い時間で構成されていて見応えありますよね。トーク番組なんかも、じっくり時間をかけて話し込んでくれるんで大好きです。
「秘密の女」
まだまだ全放送回の半分にも到達しておりませんが、毎回毎回、イ・チェヨン演じるエラから目が離せませぬ。よくもまあこれだけ、多種多様に悪さを繰り返せるものだなあと、ある意味感心すら覚えます。今日も尊敬の眼差しで見ておりますよ、エラ様。彼女の毒々しさの沼にはまってしまったワタクシは、「そんなアホな」と呆れながらも、主役よりも彼女に注目してしまいます。財閥家の妻の座を狙うエラの、身勝手な悪巧みは今日も続くのでありました。
年末年始は授賞式が花盛り
この時期の韓国テレビは、2023年の歌や演技、バラエティの、栄えある受賞式がてんこ盛り放送予定。その前に、昨年のKBS演技大賞が再放送されましたので、バッチリ復習いたしました。このタイミングでKNTVも契約していたおかげで、SBSとMBCの演技大賞2022も、再放送はしっかりチェック済み。この流れで、今夜はKBS芸能大賞2023を見ますよ。もう始まってるかな?(しっかり予約録画もしております)。韓国エンタメ好きには、ワクワクの年末年始ですね。みなさん、楽しみましょうね。