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韓ドラのはなし

韓ドラの財閥の御曹司 かなりの高確率で超サイコパスという話

またもや金持ちネタとなりますが、韓国ドラマに出てくる財閥の御曹司は、かなり高い確率で「サイコパス」という設定が多いです。自己中心的で身勝手で、他人に迷惑をかけることなど屁でもありません。何があろうと全て「お金で解決」ってやつですな。なぜここまで「サイコパス」なキャラが多いのか?というわけで、恐ろしいほどに異常な人間性を放つ、韓国ドラマの財閥の御曹司について、触れてみたいと思います。

韓ドラの財閥の御曹司 かなりの高確率で超サイコパス説

ところで皆さん、サイコパスの定義について考えたことはありますか?ネットで調べてみたところ、反社会性パーソナリティ障害という病名に該当するとされ、特徴としては、冷酷・無慈悲・尊大・良心の欠如・罪悪感の薄さなど…となっております(参考:コトバンク)。また、あるサイトでは、サイコパスは学校のクラスや会社に一人くらいいてもおかしくはないと掲載されておりました。もちろん軽症から重症までピンキリだと思うのですが、韓国ドラマの御曹司くんのサイコっぷりは半端無く、あんなのはドラマの中だけにしておいて欲しいですね。

その1・表はイケメン 裏は凶悪殺人鬼な御曹司

財閥の御曹司のサイコパスパターンとしては、普段はイケメンで頭脳明晰、人々の羨望の的というのが多い様な気がしますが、誰が見ても「おバカ」で、後先のことなど何も考えられない、単細胞なお坊ちゃま君もいます。いけしゃあしゃあと他人を殺して涼しい顔…という裏の性格は、他のサイコパスの皆様と同じですがね。やってることの悪質さに違いはあれど、ほぼほぼみんな、「俺が楽しけりゃいいんだよ」という態度で、相手の傷やその痛みなど、知ったこっちゃありません。自分より弱い立場の人に命令して人を殺させ、その様子をゲームやアニメを鑑賞するかのように楽しむという、まさに「怪物くん型サイコパス」ですな。アナタハウマレテキテハイケナカッタ…ってやつですね。

例えば彼の演技 ナムグン・ミン

サイコパス俳優(そんな言葉あるのかね)のカリスマと言っても過言ではないナムグン・ミンですよ。名前の区切りを間違え、ナム・グンミンかと思っていた私(どうでもいいよ)。記憶に残っているのは、「リメンバー~記憶の彼方へ~」の、イログループの御曹司役です。逆鱗に触れると、凶器を振り回して人を怪我させ、ものを壊し、THE傍若無人な御曹司を好演しておりました。なんたってもうドラマでは目がイッっちゃってましたよ。何とかして父親に褒められたいと思っているのに、最終回では父親に捨てられ、絶望から自らの命を絶つという役どころ。それまでのサイコな演技とは打って変わり、悲哀に満ちた表情で涙を流しながら死んでいく演技が、本当に上手いと感じました。

その2・良心も罪悪の自覚も無し、反社会性まっしぐら御曹司

その1のパターンも、これとかぶると思うのですが、お金と権力にモノを言わせ、小さな頃から何をやっても咎められることが無く、欲しいものは何でも手に入れてきた、挫折を知らないウルトラわがまま御曹司。もちろん、良いことと悪いことの区別などつくわけがなく、「犯罪ってなんですか?」って感じですよ。自分の中にある、人間としての異常性に気づいているのかいないのか、とにかく、怪物くん行動は留まるところを知りません。自分のやり方に対する他人の口出しは絶対に許さず、気に入らないヤツを残忍な仕返しで血みどろにしても、そこにむしろ快感を感じてしまうような、恐ろしいお坊ちゃまくんですね。

例えば彼の演技 キム・ジェウク

VOICEシーズン1のキムジェウクです。ドラマを見られた方はご存じでしょうが、連続殺人鬼で、かなりグロテスクなシーンが出てきますよね。実は彼は、私がナムギルさまにハマった「赤と黒」でも、財閥の御曹司を演じておられましたが、あっちは、わがままで無教養だけど、実は優しい男という役どころでした。このドラマでは、ビジュアルは申し分無し、完璧で優秀な男に見え、裏では残酷な恐ろしい性格を持ち合わせているという男性を演じました。人の首を絞めながらヘラヘラ笑うところはゾっとするほど。特に最終回では、目を覆いたくなるような暴力的なシーンがあり、鳥肌ものの演技をしておられましたです、はい。

その3・母親の呪縛から逃れられない 実はマザコン御曹司

あくまでも韓国ドラマの中でみたサイコパスの特徴ということになるのですが、彼らが異常性を持った人間になるきっかけとして、母親の存在が大きく影響していたりします。母親を愛する(もしくは憎む)あまりというのもありますが、小さな頃に亡くなった母親との思い出に、何らかのトラウマを抱え、母親の呪縛から逃れようとすることが、サイコパスな行動に繋がっていたりします。

例えば彼の演技 イ・ヒョヌク

Netfiixでも人気の高かった「Mine」で、ヒョウォングループ会長の次男役を演じました。家族思いで、誰が見たって満点ご主人ですが、裏の顔がエゲツなさ過ぎるのでした。お金にモノを言わせて、貧しい男性たちを誰もいない格闘場に呼び出し、血みどろの殴り合いをさせ、それを見て楽しむという残忍な性癖を持っています。また、会長である父親とは血がつながっておらず、婚外子であることに対する劣等感や、人には言えない深い闇を隠しながら、大人になったのでした。既に亡くなっている、自分を産んだ母親を恨んでいるようで、だけど愛情を求めてもいるようで、ちょっと家族関係が複雑な、悲しいマザコンお坊ちゃま君です。

その4.人間をまるでモノ扱い、自分の欲求最大優先御曹司

韓国ドラマの財閥御曹司には、そこいらの自己中男とは格が違う「Strongest俺さま」がたくさんいらっしゃいます。とにかく世界は自分のために回っていると思い込んでおります。非常識な命令や要求は日常茶飯事、思い通りにならないことがあると、速攻でキレて暴れます。まわりにいる人を殴る蹴るなんてのは可愛いもので、まるで遊びのような感覚で人を殺しますし、ホラーな世界に君臨する、悪魔のようなお坊ちゃま君です。

例えば彼の演技 パク・ソンフン

「サイコパスダイアリー」というドラマでサイコパスを演じたパク・ソンフンですが、あのドラマはコミカル要素も多かったため、それよりも「ジャスティス~復讐と言う名の正義~」の方が、サイコパス役としては印象的です(私個人の感想ですよ)。役としては、普段はあまり感情を外に出さず、静かな人に見えるのですが、体の中に潜む悪なる性格はおぞましさ200%。いちどその本性を知ると、普段の静かな物言いが返って恐ろしく感じられます。狂暴で残忍で、自分が興味を持ったものは、例えそれが人間であっても、オモチャの様に扱おうとします。「金持ちと権力」を笠に着過ぎた、まさに着ぶくれお坊ちゃま君です。

狂気と悪意に満ちた本性を隠す、世間欺き御曹司

サイコパスの皆様は、会社でも学校でも、まわりの人を騙して生活しております。天然キャラと思いきや、それとはまったく真逆の、恐怖のサディストだなんてことは珍しくありません(いや、韓ドラの話ですよ、リアルはどうなのか知りませぬ)。身近にいる人たちが、自分の本性に気づかず、とても良い人だと信じていることを、面白おかしく観察しているのでした。本当に悪質極まりない話で、世間の人たちを舐めているとしか思えませんぞ。

例えば彼の演技 オク・テギョン(2PM)

私はその昔、2PMのコンサートに何度か行ったことがあるのですが、元気に歌って踊っていたテギョンも、最近はすっかり俳優さん。Netflixで昨年2月に配信され、今もランキング上位に君臨する「ヴィンチェンツォ」で、彼は初の悪役を演じました。能天気な明るい青年と思いきや、実は、お金と権力をバックに、極悪非道な行為を繰り返す、悪の黒幕なるお坊ちゃま君というやつでした。サイコパスお決まりの、気に入らない人間は平気で殺す冷酷男です。テギョンは、痛々しいシーンに多く登場しましたが、表情には、ソン・ジュンギ演じるヴィンチェンツォに対する憎しみが溢れ、それはもう、半端ないサイコパス役を演じていらっしゃったのでした。個人的には、テギョンの悪役挑戦、大成功という印象です。

ちなみに

ワタクシ的イチオシ俳優、キム・ナムギル様のドラマ「悪の心を読む者たち」も、サイコパスの犯罪がテーマとなっておりやす。ナムギルちゃんは、サイコパスたちの心を読むプロファイラー役でございます。すみません、話が脱線しました。今回は、韓国ドラマに登場する御曹司は、けっこうな確率で「サイコパス」だよね…というお話でした。犯罪を犯しても、無かったこととされ、都合の悪い情報が広がりそうになると、いつの間にやらもみ消されているのが財閥あるある。調子にのったサイコパスなお坊ちゃま君は、今日も行く行く、明日も行く。韓国ドラマにおいて、財閥一族のキャラが、かなり特殊で異常性ありという風に描かれることが多いのは、やはり実際の韓国社会を反映しているのでしょうか。懲りずに韓国ドラマを見る私の心に、「韓ドラよ、正義はどこに?」という声が聞こえるのでありました。

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ちぇみちぇみ

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韓ドラと音楽好きな60代(W)。札幌近郊在住の会社員です。まったりペースではありますが、定期的にブログを更新しています。韓ドラの記事が多いですが、年齢的に、これからの生き方についても考えるようになりましたので、そんな日々のつぶやきも発信していきます。よろしくお願いします(インスタ始めました。60代のつぶやき、よろしければ覗きに来てください)

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